テーピングの講習を受講してくださった方の話。

高校生になったばかりの彼女はある部活動のマネージャー。日々の業務は部活で使用する会場や道具、水分の準備など。そして一通りの準備を済ませると「待機」となるそうで、この待機の時間がまだ多いので、選手の予防やケアの観点から、もっと私にできる事はないかと探す中で、当院の講習会に辿り着いたそうです。

当院まで約2時間、知らない場所へ1人でJRとバスを乗り継いで来てくれたことだけでも感心しますが、講習をする中で、彼女の真面目さ、探求心、そして記憶力には驚かされました。それだけに、たくさんの知識や技術を持って帰っていただきたい気持ちから、少々詰め込み過ぎたかもしれません。

しかし、最後には「また来させてもらいます」と更なる向上心も伝わってきました。こうして指導してみると、指導法についての反省点や新たな気づきが生まれます。彼女のような真面目さと探求心をもって取り組みたいと思います。

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彼女のような記憶力までは真似できそうにありませんが…