先日聴講した講演の中から、シニア世代以降における健康維持に必要なのは「運動・栄養・社会参加」であることは、皆さん納得できることだと思いますが、運動を単発的に行うより、定期的な社会活動へ参加する人の方が要介護のリスクが低いといった研究結果もあるとか。

運動を習慣化する事の難しさ、習慣化していただくためにどうすればよいか、よく考えますが、運動も大切ですが、(社会)参加をすること(仕事・地域社会への参加・家族の中での役割など)が特に高齢者にとっては大切だと言われていました。

また、よく体型的な指標となるBMI(体格指数)がありますが、これは単に体重と身長から算出するだけのものですが、重要なのは脂肪以外の量(徐脂肪体重)であると。この徐脂肪体重から算出する体格指数としてFFMIというものがあるそうです。(計算式は聞いてくださいね)こうした世代にとっては脂肪の多い少ないは二の次で、骨や筋肉などの脂肪以外の量の方が大切。この量を減らさないためにも「運動・栄養・社会参加」を。

二の次だからといって、関節に負担がかかる程の脂肪量は必要ありませんよ。

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